ペットが亡くなったらどうする?|最初の0〜24時間ですべきこと完全ガイド
公開日: 2026-05-28 / 最終更新: 2026-05-29 / 監修: 動物葬祭ディレクター等の有資格者在籍業者
まず、深呼吸してください
大切なうちの子を亡くされたことに、心よりお悔やみ申し上げます。急いで火葬の手配をしなければならないということはありません。まず落ち着いて、ご家族でゆっくりお別れの時間をお過ごしください。
ペットが亡くなったら最初に何をするべきですか?
まず落ち着いてください。目と口を閉じ、保冷剤を腹部・頭部に当てて安置。夏場も1〜2日は安置できます。落ち着いてから火葬の手配をしてください。
0〜24時間 時系列アクションリスト
「今何をすればいいか」を時系列で整理しました。すべてを完璧にやる必要はありません。できることからで大丈夫です。
0〜1時間以内(亡くなった直後)
- やさしく目を指で閉じてあげる
- 口を軽く閉じた状態に整える(硬直前に)
- 口・鼻・肛門から体液・排泄物が出ている場合はガーゼで拭き取る
- ペットシーツをお腹の下に敷く(体液の漏れ対策)
- 清潔なタオルや毛布の上に自然な姿で寝かせる
- 保冷剤を腹部と頭部にタオルで包んで当てる(直接皮膚に触れないように)
- 冷暗所・エアコンの効いた涼しい場所に安置する
当日〜翌朝(落ち着いてから)
- 保冷剤が溶けていたら交換する(夏場は2〜4時間ごとが目安)
- ご家族に連絡・集まれる日時を確認する
- 火葬の方法(合同・個別・立会・訪問)を家族で相談する
- 火葬業者へ連絡・見積もりを取る
- (犬の場合)死亡後に大和市役所への廃犬届が必要(詳細は死亡後の手続きへ)
数日以内
- 火葬を行う(夏場は2日以内を目安)
- 火葬証明書を受け取る(保険解約・マイクロチップ抹消に使用)
- 遺骨の供養方法を決める(手元供養・納骨・樹木葬等)
自宅安置の正しい手順(詳細版)
目・口・排泄物の処置→保冷剤を腹部・頭部に→タオルで包む→冷暗所に安置→夏は2〜4時間ごとに保冷剤交換。これが競合には書かれない正しい手順です。
ステップ1: 目と口を整える
やさしく目を指で閉じてあげてください。うっすら開いてしまう場合は、しばらく手で押さえてあげると自然と閉じます。口も軽く閉じた状態に整えてあげると、安らかなお顔になります。死後硬直は2〜4時間後から始まるため、できれば亡くなってから1〜2時間以内に行ってください。硬直が始まったあとは無理に動かさないでください。
ステップ2: 排泄物・体液の処置
死後に口・鼻・肛門から体液や排泄物が出ることがあります。自然な現象ですので慌てないでください。ガーゼ・コットンでやさしく拭き取り、ペットシーツをお腹の下に敷いておくと安心です。
ステップ3: 保冷剤の当て方
腐敗は腹部(内臓)から進みます。腹部(おへそ周り)を中心に、頭部にも保冷剤を当ててください。タオルや薄いガーゼで包んで直接皮膚に触れないようにします(凍傷防止)。結露対策としてビニール袋で保冷剤を包むとより効果的です。
| 季節・気温 | 安置の目安日数 | 保冷剤交換の目安 |
|---|---|---|
| 夏(30℃以上) | 1〜2日 | 2〜4時間ごと |
| 春・秋(15〜25℃) | 2〜3日 | 半日〜1日ごと |
| 冬(10℃以下) | 3〜4日 | 1〜2日ごと |
※ 上記は目安です。体重・室温・毛の量により大きく異なります。
ステップ4: 安置場所の選択
直射日光の当たらない、涼しい場所(冷暗所)に安置してください。エアコンの効いた室内でも構いません。段ボール箱や市販のペット用棺に清潔なタオルや布を敷いて安置するのが一般的です。うちの子の好きだったおもちゃやブランケットを一緒に置いてあげても良いでしょう。
夜中にペットが亡くなった場合はどうすればよいですか?
夜中でも焦る必要はありません。保冷剤で安置し翌朝連絡を。「今すぐ来ないと危険」は不安煽動の常套句。落ち着いて複数業者に見積もりを。
深夜に亡くなった場合でも、正しく保冷安置をすれば翌朝まで待てます。民間業者の多くは24時間受付していますが、深夜は翌朝の対応になる場合があります。
注意: 急かしてくる業者に注意
「24時間以内に火葬しないと衛生上危険」「今すぐ手配しないと枠がなくなる」等と急かしてくる業者への注意が国民生活センターからも喚起されています。保冷安置さえすれば数日は問題ありません。焦らず複数業者に見積もりを取ってください。
大和市での火葬の選択肢
| 選択肢 | 費用目安 | 遺骨返還 | 立会 | 深夜対応 |
|---|---|---|---|---|
| 民間合同火葬 | ¥8,000〜 | なし | 不可 | 対応可 |
| 民間個別火葬(一任) | ¥15,000〜 | あり | 不可 | 対応可 |
| 民間立会火葬 | ¥20,000〜 | あり | 可 | 対応可 |
| 民間訪問火葬 | ¥18,000〜 | あり | 可(車内) | 対応可 |
大和市には飼育ペット向けの公営火葬施設はありません。路上の飼い主不明動物の収集窓口: 資源循環推進課 046-269-1511(平日)。出典: 大和市公式「犬猫等の死体収集について」
犬が亡くなった場合の追加手続き(猫と違う点)
犬の場合は、大和市役所への狂犬病登録の廃犬届が必要です(狂犬病予防法)。猫は登録義務がないため届出は不要です。犬・猫ともにマイクロチップが装着されている場合は、環境省指定登録機関への死亡登録も行ってください。詳しくはペット死亡後の手続きガイドをご参照ください。
よくある質問
Q. ペットが亡くなったら最初に何をするべきですか?
A. まず落ち着いてください。急いで火葬しなければならないということはありません。やさしく目と口を閉じてあげ、体勢を整え、保冷剤を腹部と頭部に当てて安置してください。夏場でも1〜2日は安置できます。落ち着いてから火葬の手配をしてください。
Q. ペットの目や口を閉じる方法を教えてください。
A. やさしく指で目を閉じてあげてください。口は軽く閉じた状態に整えてあげると安らかに見えます。死後硬直が始まる前(死後数時間以内)に行うと整えやすいです。硬直が始まったあとは無理に動かさないでください。
Q. ペットが亡くなった後、排泄物の処置はどうすればいいですか?
A. 死後に排泄物・体液が口や肛門から出る場合があります。ガーゼ・コットンでやさしく拭き取り、ペットシーツをお腹の下に敷いておくと安心です。体液の漏れは自然な現象ですので、慌てずに対処してください。
Q. 保冷剤はどこに当てれば良いですか?何個必要ですか?
A. 腐敗が進みやすい腹部(おへそ周り)と頭部を中心に当ててください。タオルや薄いガーゼで包んで直接皮膚に触れないようにします。夏場(30℃以上)は2〜4時間ごとに交換。猫・小型犬なら市販の保冷剤2〜3個を用意すると良いでしょう。
Q. 夜中にペットが亡くなった場合はどうすればよいですか?
A. 夜中に亡くなった場合でも、焦る必要はありません。保冷剤でご安置し、翌朝落ち着いてから火葬業者に連絡してください。「今すぐ来ないと腐敗する」等と急かしてくる業者には注意が必要です。民間業者の多くは24時間受付していますが、深夜は翌朝の対応になる場合もあります。